【ミリオンダラー・チャレンジ オールスターレースリザルト】
http://www.imscdn.com/INDYCAR/Documents/6345/2024-03-24/indycar-race-results-allstar.pdf
【ヒートレース1 リザルト】
http://www.imscdn.com/INDYCAR/Documents/6300/2024-03-24/indycar-race-results-heat1.pdf
【ヒートレース2 リザルト】
http://www.imscdn.com/INDYCAR/Documents/6344/2024-03-24/indycar-race-results-heat2.pdf
【予選ではローゼンクイストとパロウがポールポジション】
前日の土曜日夕方にヒートレースのスターティンググリッドを決定する予選をくじ引きで2つのグループに分けて実施。各グループ8分間のセッションでプッシュトゥパスを最大40秒間使用できるというルール。ヒートレース1はフェリックス・ローゼンクイスト、ヒートレース2はアレックス・パロウがそれぞれポールポジションを獲得。
【波乱のヒートレース1、慎重なヒートレース2】
午前中でレーストラックが砂ぼこりが覆われた中で14台による10周のヒートレース1がスタート。各車慎重に速めのブレーキングでターン1に突入していく中で、中段の9番グリッドからのスタートだったスコット・ディクソンが足元をすくわれて前のグロジャンに追突しビーケイを巻き込んでクラッシュ。ローゼンクイストがポールトゥウィンで制して、11番グリッドスタートだったハータが6位へ滑り込み。ヒートレース2はポールスタートのパロウが2位以下に5秒以上の差をつけての圧勝。
【オールスターレースはパロウが完全勝利】
ノーポイントの賞金レース、ミリオンダラー・チャレンジでチップガナッシレーシングのアレックス・パロウが予選でのポールポジション獲得から、ヒートレース、オールスターレースのすべてをリードしての完全勝利で賞金50万ドルをチームとともに手にしました。パロウは「クルマは最高の出来でした。序盤の10周でみんな様々にタイヤをセーブし始めたので驚きましたが、自分たちは自分たちのやり方で行くだけでした。今回はチームと担当クルーのみんなを誇りに思います」とコメント。タイヤ交換ができない規則の中で、20周のオールスターレースの前半の10周であえてスローペースで走行してタイヤを温存し、ハーフタイムで各社の差がリセットされた後半の10周で勝負しようというドライバーが多発。パロウはペースを抑えることなく走行し、2位のマクロクリンを約6秒突き放すという大差でフィニッシュして見せました。
【頭脳戦でハータが最後尾から4位フィニッシュ】
オールスターレースのスターティンググリッドを決定するための10周のレースで接触があり、そのためのパーツ交換で規定外のピット作業があったとして最後尾スタートとなったコルトン・ハータ。20周のオールスターレースはタイヤ交換禁止で、10周終了後のハーフタイムで各車の差が無くなることを見越して、前半の10周はバトルをせずにタイヤを温存して消化させる作戦を選択。上位勢が激しくバトルを展開してタイヤを消耗させる中で後半10周を10番手でリスタート。6台を抜いて4位まで上がるものの10周を消化してそのまま4位フィニッシュ。チームと共に10万ドルを獲得。
【次回は伝統のストリートレース】
次戦は4週間後に開催される第2戦のローングビーチ・グランプリ。今年で49回目の開催を数え、ストリートレースとしてはF1世界選手権のモナコ・グランプリに次ぐ歴史を誇ります。
GAORA SPORTS他、配信プラットフォームで
4月24日日曜日深夜4:00（月曜早朝）から生中継！
https://www.gaora.co.jp/motor/3878680