アラバマGPは2ストップか3ストップか?






【2ストップか3ストップか?】
過去3年では2ストップと3ストップに別れるものの、昨年は3ストップを選択したマクロクリンが優勝するも、2年前と3年前のレースではいずれも2ストップが優勝。フューエルウインドウは標準燃費では約29周で、L30とL60の2回ストップ。 ピットデルタタイムは30秒。
 昨年は予選4位スタートのチームペンスキーのスコット・マクロクリンが前3台がソフトタイヤスタートで2ストップ作戦を選択して燃費走行が強いられる中で、ハードタイヤスタートでの3ストップ作戦を選択。わずか16周で新品ソフトタイヤに交換しクリアなエリアにピットアウトして一気にペースアップ。その結果、アンダーカットに成功して全車一回目のピットストップを終えた時点でポールシッターのグロジャンに18秒ものリード。2回目のピットストップは39周目にFCYで行い、3回目のピットストップはソフトタイヤを活用してリーダーだったグロジャンをオーバーカットしてリードチェンジ。その後はグロジャンとの接戦を制す。







【今回のファイアストン・ファイアホークタイヤ】
パーマネントロードコース仕様。
プライマリー(ハード=ブラック)6セット※ルーキーは+1セット支給で金曜日に返却
オルタネート(ソフト=レッド)4セット※1セットは金曜日に返却後、ウォームアップセッションでのみ使用可
ハードソフト共にコンストラクションは昨年と同様。
コンパウンドは昨年よりも耐久性をアップ。
昨年は今までよりもソフトなものにするも一昨年とほぼ同じものに戻る。
ウェット=5セット



【車両の軽量化に伴い燃費に変化?】
ハイブリッドパワーユニットの導入で重量が約54㎏増加することを見越して、インディカーはエアロスクリーンとベルハウジング、ギアボックスの軽量化を施し、今シーズンから軽量化されたものが導入されています。エアロスクリーンはスクリーンを従来よりも薄いものにし、チタン製フレームにも軽量化を施してで約5kgの減量。現行のアルミニウム合金製のベルハウジングとXトラック製のトランスミッションケースをマグネシウム製に変更することで約18㎏の減量となっています。この併せて23kgの減量が燃料消費を改善している可能性があります。前回のロングビーチで優勝したスコット・ディクソンはラストスティントをプッシュトゥパスシステム(P2P)を使用しながら34周走行し、最終ラップに入る前には自己ベストラップも更新しました。一昨年のロングビーチで優勝したカイル・カークウッドはラストスティントで31周を走りましたがP2Pは使用しないように言明されていました。31周から34周は約0.9%ほど燃費が良くなっています。

【今後のタイムスケジュール】
日曜日 深夜23:15 ウォームアップ
日曜日 深夜02:00 GAORA SPORTS中継開始
第3戦アラバマ・グランプリは
GAORA SPORTS他、配信プラットフォームで
4月28日日曜日深夜2:00(月曜早朝)から生中継!
https://www.gaora.co.jp/motor/3878680

2件のコメント

  1. アラバマってこんなに荒れましたっけ?
    あのマネキンはビックリしましたよ。サーキットオーナーの趣味がてんこ盛りの面白いサーキットですが。。。
    安全第一で!
    1. いっくんへ
      今回はアラバマでは最多イエロー数だったようですが
      ペンスキーが実力を見せつけるレースになりましたね。

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