チームプレビュー、メイヤーシャンクレーシング






【ドライバーラインナップ】
 フェリックス・ローゼンクイスト (No. 60 AutoNation/SiriusXM Honda)
トム・ブロンクイスト (No. 66 Arctic Wolf Honda)
エリオ・カストロネベス (No. 06 AutoNation/SiriusXM Honda)インディ500のみ参戦

【2023シーズンリビュー】
チームにとっては試練のシーズンとなり、第9戦ミッドオハイオではプラクティス中にシモン・パジェノーがブレーキトラブルで激しく横転するクラッシュが発生。パジェノーはその後はメディカルストップで参戦ができず、チームは代役にデイリー、ランクイスト、ブロンクイストを起用しました。フル参戦したカストロネベスはテキサスでの10位がベストリザルト。今シーズンはインディ500のみ3台目として出走します。

【今シーズンの注目】
体制を一新して、フルシーズンはローゼンクイストとブロンクイストの二人が参戦。アローマクラーレンから移籍したローゼンクヴィストは2020年ロードアメリカで1勝を挙げ、今年でインディカーシリーズで6シーズン目を迎えます。元IMSAスポーツカー選手権チャンピオンのブロンクビストは昨年に3レースでスポット参戦し、開幕戦のセントピーターズバーグでの第4戦目となります。ブロンクイストは規定により今シーズンはルーキーとして参戦します。ベテランのカストロネベスはインディ500のみの参戦で前人未到となるインディ500での5勝目を狙うほか、チームの経営サイドにも立つと同時にドライバーコンサルタントも務めます。

【ローゼンクイストのリーダーシップに期待】
ローゼンクイストは、これまでにチップガナッシレーシングで2シーズン、アローマクラーレンで3シーズンを過ごしましたが、今年移籍したメイヤーシャンクレーシングではルーキーであるチームメイトを引っ張るリーダー役が任されます。

【インディ500で5勝目を狙うエリオ】
前人未到の5回目のインディ500優勝の可能性があるカストロネベスは、3回目の5勝目挑戦に挑みます。これまでインディ500で4勝をあげたドライバーは他3人。4勝達成までにリックメアーズは14回の出走、AJフォイトは20回、カストロネベスは21回、アンサーは22回でした。次回のインディ500ではカストロネベスは49歳となり、1987年インディ500で優勝したアル・アンサーの2つ記録(最多4勝と47歳360日の最高齢優勝者)を同時に塗り替える可能性があります。




1件のコメント

  1. 今年のインディ500で結果を残して来シーズンは又フル参戦を期待してます。

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