デイルコインレーシングがドライバーラインナップを発表


Sebring, FL – during the 2024 Test at Sebring International Raceway in Sebring, Florida. (Photo by Joe Skibinski | IMS Photo)




現地3月5日(火)にデイルコインレーシングは今シーズンのドライナーラインナップの一部を発表し、現時点ではジャック・ハービー、ノーラン・シーゲル、コリン・ブラウンの3人のドライバーがドライブすることが決定しています。

英国人のハービーは30歳で、2017年からインディカーシリーズに参戦し、2020年からフルシーズンでの参戦を開始。2020年から2021年までメイヤーシャンクレーシングで走り、2022年から2023年はRLLに移籍。RLLはシーズン残り3戦でハービーとの解約を解除しています。

ハービーは、これまでに通算79レースに出走し、ベストリザルトは2019年5月のインディGPでの3位です。今シーズンはカーナンバー18を14レースでドライブすることになります。



ノーラン・シーゲル




カリフォルニア出身で19歳のシーゲルは2023年はインディネクストに参戦して3勝を挙げてランキング3位。シーズンオフには11月に鈴鹿で開催されたスーパーフォーミュラのテストに参加したほか、セブリングで実施されたインディカーのグループテストにデイルコインレーシングから参加していました。シーゲルはカーナンバー14を賞金レースのミリオンダラーチャレンジとインディ500でドライブする予定になっています。

シーゲルは今シーズンはインディネクストにHMDモータースポーツからフル参戦することがすでに発表されていて、インディネクストとインディ500のダブルエントリーは2012年のカルロス・ムニョス以来です。

シーゲルは1月にはIMSAスポーツカー選手権開幕戦のデイトナ24時間レースにLMP2クラスで9位フィニッシュしています。



Sebring, FL – during the 2024 Test at Sebring International Raceway in Sebring, Florida. (Photo by Joe Skibinski | IMS Photo)




テキサス出身で35歳のブラウンはこの10年以上にわたって北米でのスポーツカーレースで実力を発揮し、2014年と2015年にIMSAプロトタイプチャレンジクラスのチャンピオンシップを獲得。さらに2022年にはLMP3クラスのタイトルも獲得してます。2023年にデイトナ24時間レースにメイヤーシャンクレーシングから参加し、カストロネベス、パジェノー、ブロンクイストと共に総合優勝を獲得しました。

そのブラウンはリックウェアレーシングとの共同体制のもとで開幕戦とミリオンダラーチャレンジの2レースでカーナンバー51をドライブすることが決まっていますが、以降の予定は未定とされています。

ブラウンはこれまでにもNASCAR XフィニティシリーズやNASCARトラックシリーズ、グローバル・ラリークロス・チャンピオンシップへの参戦経験があります。

チームは合わせてチーム体制を強化。#51を担当するエンジニアにベテランのスティーブ・ニューイを獲得。ニューイはかつてボビー・レイホール、マイケル・アンドレッティ、アル・アンサーJr.、ダン・ウェルドン、マルコ・アンドレッティと組んでの勝利経験があります。

チームは#51の3戦以降のドライバーバーラインナップに関しては後日発表するとしています。

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