チームプレビュー、アローマクラーレン






【ドライバーラインナップ】
パト・オワード(No. 5 Arrow McLaren Chevrolet)
デイビッド・マルーカス (No. 6 Arrow McLaren Chevrolet)
アレクサンダー・ロッシ (No. 7 Arrow McLaren Chevrolet)
カイル・ラーソン (No. 17 Arrow McLaren Hendrick Chevrolet)インディ500のみ参戦

【2023シーズンリビュー】
2023シーズンは未勝利に終わるも。オワードは開幕戦とセントピーターズバーグと第2戦テキサスで連続2位フィニッシュ。9回のTOP5フィニッシュと189周のリードを記録し、ポイントランキングで4位に終わりました。ロッシはインディ500での5位フィニッシュを含む6回のTOP5フィニッシュを記録。ローゼンクイストは第2戦と最終戦ラグナセカでポールポジションを獲得したほか、ベストフィニッシュはポートランド2位でした。

【若手のマルーカスが加入】
ローゼンクイストのメイヤーシャンクレーシングへの移籍に伴って、22歳のマルーカスがデイルコインレーシングから加入。マルーカスは2023年はテキサスで4位、ゲートウェイで3位フィニッシュし、オーバル2レースでいいところを見せたほか、ロードコースではミッドオハイオ(6位)とポートランド(8位)でTOP10フィニッシュしています。しかし、マルーカスはこのオフシーズンに自転車で転倒して手首を負傷し手術を受け、シーズン開幕までの関知が難しい状況。オフシーズンテストではマルーカスに代わってレギュラーシートがないカラム・イロットが代役でテスト参加しています。

【NASCARカップチャンピオンのラーソンがインディ500参戦】
2021年NASCARカップシリーズチャンピオンのカイル・ラーソンがインディ500にスポット参戦します。日系4世のカイル・ミヤタ・ラーソンはNASCARカップシリーズ通算23勝で、2023シーズンは4勝を挙げてランキング2位でした。ラーソンはインディ500にフィニッシュした後に、プライベートジェットでノースカロライナ州のサーキットに飛び、シャーロットモータースピードウェイでナイトレースで行われる600マイルレースにも参戦することになっています。ラーソンはすでにインディアナポリスとフェニックスでインディカーのテストを行い、4月にインディアナポリスで行われる2日間のオープンテストにも参加する予定です。

【オワードが2027年まで契約延長】
チームはパト・オワードと2025年以降2027年までの複数年で契約延長。2024年はマクラ―レンF1のリザーブドライバーも務めます。オワードは過去4シーズンで20回のTOP3フィニッシュを記録し、その期間でそれ以上の成績を残しているドライバーは、アレックス・パロウ(25回)、ジョセフ・ニューガーデン(23回)、スコット・ディクソン(22回)、ウィル・パワー(22回)の4人だけとなります。

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