チームプレビュー、レイホールレターマンラニガンレーシング






【ドライバーラインナップ】
グラハム・レイホール (No. 15 Fifth Third Bank Honda)
クリスチャン・ルンガー (No. 45 Hy-Vee Honda)
ピエトロ・フィッティパルディ (No. 30 OAKBERRY/Pneustore Honda)
佐藤琢磨 (No. 75 AMADA AMERICA Honda)インディ500のみ参戦

【2023シーズンリビュー】
カナダのトロントでルンガーはのポールトゥウィンでインディカー初勝利を挙げたほか、チームではレイホールと共に4回のポールポジションを獲得。シーズン4回ポールポジションを獲得したチームは他にアンドレッティグローバルとチームペンスキーだけでした。インディアナポリスのロードコースでは5月にルンガーがポールポジションを獲得し、8月のインディGPではレイホールがポールポジション獲得して36周の最多ラップをリードして2位フィニッシュするという強さを見せました。しかし、肝心のインディアナポリス500では4台をエントリーさせるも、スポット参戦だったキャサリン・レッグが予選初日でグリッド獲得した外は、レギュラー参戦する3人が残り2つのグリッドを争うという状況で、ついにはレイホールはチームメイトのハービーにバンプアウトされて予選落ちに。そのレイホールも予選後のプタクティスでクラッシュして負傷したステファン・ウィルソンに代わってインディ500に参戦するも22位に終わっています。インディ500には生き残ったハービーもシーズン途中で契約を打ち切られ、シーズン最終戦の3戦ではコナー・デイリーがオーバルのゲートウェイで出走し、ラスト2レースはルーキーのユーリ・ビップスが参戦しました。

【フィッティパルディが新加入】
エマーソン・フィッティパルディの孫のピエトロがチームに新加入。過去に2シーズンではハースF1のリザーブドライバーを務めながら、インディカーシリーズにはスポット参戦。2018年に6戦、2021年に3戦をデイルコインレーシングから参戦し、ベストリザルトは2018年ポートランドでの9位フィニッシュでした。

【佐藤琢磨がチーム復帰】
インディ500には佐藤琢磨選手がスポット参戦。2021年以来のチーム復帰でインディ500での3勝目を狙います。インディ500で3勝以上を挙げたドライバーは過去107回の歴史で10人しかいません。佐藤琢磨選手はかつて2012年と2018年から2021年までのRLLに在籍。2020年インディ500を制した他、チームには4勝をもたらしています。




4件のコメント

  1. 今年のインディ500で結果を残して来シーズンは又フル参戦を期待してます。
    1. サトシさんへ
      過去にはインディ500にスポット参戦したエリオ・カストロネベスがインディ500で4勝目を挙げ
      その翌シーズンからフル参戦に復帰した例があります。
      期待したいですね!!
  2. スポット参戦、しかもFPが半減してスポット不利に傾いた現行の運用、更に強くないチームでINDU500を勝ったカストロネベスという先例がいます!
    レース、特にオーバルは年齢でなく熟練度が大きく作用する事の実例です。後ろを走ってたのはパロウでしたし。

    琢磨さんはそんなエリオとの一騎打ちを綿密な戦術で制してINDY500を勝っています。

    RLLは最弱だったINDY500から終盤までに短期間で立て直したマネージメント力には驚きました。
    今年、去年終盤の右肩上がりのグラフ線が維持されている事を期待します!

    十分に勝機はあります!!
    1. いっくんへ
      楽しみにしたいですね。
      全てのセッションから目が離せません。

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