アイロットがマルーカスに変わってアローマクラーレンのテストに参加






2023シーズンはフンコスホリンガーレーシングからインディカーシリーズにフル参戦していたカラム・アイロットはホームステッドで実施されたアローマクラーレンのオフシーズンテストに参加。先日自転車の転倒で手首を負傷し手術を受けたデイビッド・マルーカスに変わってテスト走行を行いました。

マルーカスは3月10日(日)に行われる開幕戦への参加も危ぶまれており、チームは代わりとなるドライバーの選考を進めていました。

マルーカスはマウンテンバイクの事故で左手首を脱臼し、靭帯も裂傷したため、2月13日に手術を受けました。チームの発表によると、マルーカスの回復には2月22日の抜糸から6週間ほどかかるとされています。

アローマクラーレンのチームプリンシパルであるギャビン・ウォードは「チームはデイビッドの迅速な回復を願っています。同時に6号車に関してはいくつかの選択肢を検討しています。先週、アイロットはシートフィッティングを行い、ホームステッドでのテストに参加し、その後に開幕戦の体制を確定する予定です」とコメント。

英国出身のアイロットは、2022年と2023年にフンコスホリンガーレーシングからインディカーシリーズにフル参戦。これまでのベストリザルトは2023年開幕戦のセントピーターズバーグと最終戦のラグナ・セカでの5位でした。

アイロットは「デイビッドとチームの状況は大いに気に留めています。シーズン開幕直前というのは特に厳しい状況ですが、デイビッドの早い回復を願っています。今はチームの手助けができることを光栄に思っています。アローマクラーレンにはこの機会を考えてくれたことに感謝しています」とコメント。

マルーカスは、インディカーシリーズ参戦3シーズン目。昨年までの2シーズンはデイルコインレーシングw/HMDモータースポーツから参戦し今シーズンからアローマクラーレンに移籍。ベストリザルトは2022年ゲートウェイでの2位で昨シーズンもゲートウェイ3位フィニッシュしています。

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