開幕戦セントピーターズバーグ1日目はディクソンが最速


2023 Firestone Grand Prix of St. Petersburg




現地金曜日午後に開幕戦セントピ―ターズバーグGPプラクティス1が行われ、2回の赤旗中断を挟んで1時間20分のセッションが実施されました。



気温26度 路面温度39度 湿度68% 



【プラクティス1リザルト】http://www.imscdn.com/INDYCAR/Documents/6159/2023-03-03/indycar-results-p1.pdf



【プラクティス1ダイジェスト】https://www.youtube.com/watch?v=1jwVDQtb29Q



【ディクソンが最速】29周走って28周目にべストラップを記録したスコット・ディクソンが最速。タイヤ2セットを投入。「セッション時間も長く、2セットのタイヤで走り込めたのは良かったです。出だしとしては申し分ないですが、このままのポジションを維持したいですね」とコメント。6回のタイトルを獲得し、通算53勝の記録の中にセントピートでの優勝はありません。 過去2位が4回。6回の表彰台。 今回でセントピート連続18レース目。 今回で通算369レース目となります。チームメイトのアレックス・パロウも3番手につけチップガナッシレーシングとしても好調な出だしとなっています。



【アンドレッティ勢が復活の兆し】一昨年のウィナーのコルトン・ハータが2番手。一昨年にインディライツでタイトルを獲得したアンドレッティに復帰した形となったカイル・カークウッドが0秒0706のビハインドで4番手につけ、好調さを見せています。



【沈み続けるレイホール勢】F1の世界で20年もの経験を持つエンジニアのステファノ・ソルドをテクニカル・ディレクターとして招聘し、エンジニアリング体制の再建を図るレイホールレターマンラニガンレーシング(RLL)はレイホールがターン4でスピンしてディクソンより1秒5244遅れの26位。クリスチャン・ルンガーもターン3でバランスを崩してリアをウォールにヒットして25位。ジャック・ハービーはトラブルフリーながらも0秒7901のビハインドで17位に終わっています。グラハムの担当エンジニアには2020年に佐藤琢磨選手を担当したエディ・ジョーンズを英国から呼び寄せて現場復帰させてさらなるテコ入れを図っています。



【一部コースを再舗装】ターン3の前後ほか、コースの一部が再舗装され、これによってターン3にこれまでになかったバンプが発生し、全開で抜けられたターン3でだいぶアクセルを戻さなければならない状況に。



【マクロクリンがPGAプロアマ戦に参加】現地3月1日にフロリダで開催されたPGA主催のアーノルド・パーマーインビテーショナルのプロアマトーナメント戦にスコット・マクロクリンが参加。マクロクリンが参加したグループは4アンダーでホールアウト。担当エンジニアのベン・ブレッツマンがキャディーを務めています。



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【40人の子供たちがパドックを訪問】闘病中の子供たちを支援するチャリティプログラムの「レーシングForキッズ」の活動に携わるAJフォイトレーシングが40人もの子供たちを招待し、パドックでサンティーノ・フェルッチとベンジャミン・ピーダーセンが出迎えました。このチャリティプログラムではこれまでに750以上もの病院を訪問して3万8千人以上もの闘病中の子供たちをサポート。アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル、日本、オーストラリアなどで活動を展開し、合計750万ドルもの基金を寄付しています。







【3月4日のスケジュール(日本時間)】プラクティス2 24:00~01:00 予選 03:15~05:10



【決勝レース放送】3月5日(日)02:00~

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