燃費作戦が功を奏して3位フィニッシュしたディクソン



エンジンパワーで圧倒するシボレー勢に対して、ホンダは燃費の良さを生かして3位4位5位に食い込みました。3位ディクソンは予選9位、4位Aロッシは予選32位、5位Rハンターレイは予選14位からのスタートでした。

残り7周のリスタートでトップ争いを演じたSウィルソン、Jハービー、Oセルビアも燃費作戦が功を奏してシボレー勢に対してピットストップを1回減らす作戦で上位にあがってきていましが、最後のイエローがもう2周長ければ、もしくはもう1回イエローが出ていればそのままフィニッシュできていたということです。

さらにギアレシオの選択ミスがリスタートの度にディクソンを悩ませていました。1速ではリミッターにすぐ当たり、2速では回転が下がりすぎたとのことでしたが、順位を落とすことはなかったもののリスタートで順位アップすることはできませんでした。

このレースは8台がクラッシュしそのうちの6台は単独クラッシュ。何人かのドライバーはダウンフォース不足を指摘し、次回以降の改善を望むコメントを出していますが、ディクソンはそれには与しないとしています。

ディクソンのレースカーのリアはレース中終始安定して問題なかった。ブルデイのスピンはイエロー中に場内スクリーンで見たが興味深いとコメントしています。

Sディクソンは今回で16回目のインディ500出走で、2008年に優勝した他、今回の3位で4回目のTOP3フィニッシュを記録しています。

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