最終戦がオーバルのナッシュビルスーパースピードウェイへ変更






現地2月14回、ナッシュビルを拠点とし、シリーズ最終戦のナッシュビル・ミュージックシティGPを運営するビッグマシンレーベルグループの会長兼創設者であるスコット・ボーチェッタ氏は、引き続きイベントのサポートを継続するとともに、ダウンタウンに設営される予定だった市街地コースから、ナシュビル郊外にあるオーバルトラックのナッシュビル・スーパースピードウェイに開催地を移すことを発表しました。

ボーチェッタ氏は発表の場で「新しいタイタンズ・スタジアムの建設開始に伴い、今年はこれまでとは大きく状況が変更される予定でしたが、新たな課題に直面することが判明しました。スタジアムの建設工事に伴ってこれまで3年間で使用されてきたコースは使えなくなり、代わってナッシュビルのダウンタウンを走るコースに変更される予定でした。しかし、イベント運営にあたって参加チームが必要とする十分なスペースの確保や、多くのファンが来場するための適切な導線の確保に課題が見つかりました。これらの課題解決に関しての多く見通しが不透明で、2024年のレースをナッシュビル・スーパースピードウェイに移すことが決定されました」とコメント。

今回の決定に対してナッシュビルのフレディ・オコネル市長は、「ミュージックシティグランプリは単なるレースと言うだけではなく、ナッシュビル街全体のお祭りイベントです。再びレースがダウンタウンに戻ってくることを楽しみにしています。私は過去3回のミュージックシティグランプリレースを観戦しましたが、ビッグマシーンレーベルグループのナッシュビルに対する継続的な取り組みには素晴らしいものがあります。ナッシュビル・スーパースピードウェイでのレースは、今年のイベントに新たな楽しみをもたらすことになるでしょう」とコメントしています。

インディカーシリーズでは、2001年から2008年まで、1周1.33マイルのD字型オーバルコースであるナッシュビルスーパースピードウェイで8レースを開催。スコット・ディクソンは2006年から2008年までに3連覇を果たして、このオーバルを制した最後のドライバーとなっています。

インディカーシリーズの最終戦がオーバルトラックでのレースとなるのは、2014年のカリフォルニアスピードウェイ以来10年ぶりとなります。今回の決定に伴い、インディネクストの最終戦も同じくナッシュビルスーパースピードウェイでの開催となります。

コメントを残す