インディカーのサスペンションアームは上下のAアーム、プッシュロッド、トラックロッド（トーリンク）で構成されています。それぞれのアームはアロイ（アルミ合金）でできていますが、Aアームにはカーボンシュラウド（覆い）が取り付けられています。
タイヤが外れて飛んで行かないように、上下のAアームには合計3本のザイロン製のテザーが取り付けられ、ボディーとアップライトをつないでいます。
カーボンシュラウドは上下からAアームをを挟み込むようにしてテザーを覆うようになっています。
トロント戦ではMアンドレッティのカーボンシュラウドが外れてブラブラしているシーンがありました。ちょうどその時は他のデータを見ていたので当該シーンを見逃していたのですが、サスペンションアームのところでブラブラしていたのはこのカーボンシュラウドです。
