シボレーのSSW用新型エアロキット



現地5月2日、シボレーは新しいスーパースピードウェイ用のエアロキットを発表しました。

その開発コンセプトは極力少ない空気抵抗と最大限のダウンフォース、そしてエンジンパワーのバランスの適正化とシボレーインディカープログラムマネージャーのクリス・ベルーベ氏は述べています。

インディアナポリスに最適化されているというサイドポッド、エンジンカバーはロードストリート用と同じものが使用され、タイヤウェッジも取り付けパーツの変更で対応するとしています。

さらにサイドポッド内に設けられたルーバーは冷却効果を高めたうえでリアへ効率よく空気を流してリアウイングの空力効果を高めているとしています。

ホイールウェッジは様々なアタッチメントパーツを装着することで、路面状況によるダウンフォースレベルの変化に対応可能となっています。このホイールウェッジはリアホイールガードと一体となって空気抵抗を低減するとしています。

ホンダとは大きな違いを見せる完全独自設計のフロントウイングはメインプレーンは空気をラジエーターへと効果的に導入して冷却効果を高め、エンドプレートの造形はフロントタイヤ周りの気流を整えて空気抵抗を低減させるとしています。

そして、シンプルな形状のリアウイングのメインプレーンとステーはオリジナルのダラーラIR-12よりもリアウイングに対しての依存度が大幅に減った結果だということで、軽量化を目的にシンプルなデザインにしたとしています。

さらに、予選と決勝用でそれぞれにオプションパーツを用意するということで、シボレーの新型エアロはチームによってもかなり使用パーツの選択の幅が広がる可能性があります。

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