新型エアロ、ホンダとシボレーそれぞれの設計思想



結果的に開幕戦のTOP6を独占したシボレー勢ですが、琢磨選手の予選やホークスワースの追い上げを見る限りでは新型エアロのパフォーマンスとしては拮抗していると思います。

シボレー、ホンダそれぞれの担当者にアラバマのテストでインタビューをしましたが、シボレーはロードストリートからハイスピードオーバルまでのオールラウンドを目指し、ホンダはインディ500最優先で設計をスタートさせ、それをロードストリート用に転用するという手法をとっています。

シボレーはダウンフォースとドラッグとエンジン特性の3つのバランスを重視し、ホンダはとにかくロードラッグのものを先に設計して、徐々にダウンフォースを増やしてゆくというアプローチです。

それぞれ担当者へのインタビューは第2戦以降でご紹介する予定です。