ダブルヘッダーでのタイヤルール

去年のトロントでのレース2でスタート直後のアクシデントでレッドタイヤにダメージを受けたDフランキッティに対して、当時はブルテン発行による特別競技規則では「接触でダメージを受けたタイヤはアンダーグリーン2周の使用義務を免除する」とありましたが。今年はルールブックにダブルヘッダーレースでのタイヤに関しての規定が出ています。

15.3.3.2. A Car must complete two (2) official laps on
each type of tire, one of which must begin under a
Green Condition as is determined by the leader. The
second lap may be completed in pit lane even if the
Car is pitted prior to the Start/Finish line. At Race
Locations where the pit entry is after the start/finish
line, two laps must be completed on-Track. Any
Entrant failing to comply with this Rule shall receive
a minimum one (1) lap penalty. If a Car receives tire
damage due to contact, the two (2) lap requirement
for that type of tire will be considered fulfilled.
※2014インディカールールブックより



今回のデトロイトレース2では1周目のターン3でクラッシュした3台を含む10台がレッドタイヤをアンダーグリーンで2周を消化する前に交換しています。クラッシュした3台以外の7台はすべてクラッシュした3台の後ろから現場を通り抜けています。つまりクラッシュで飛び散ったカーボンピースを踏んでいる可能性は否定できません。つまり「接触によってダメージを受けた」と判定された可能性もあります。

なにぶんにも現場取材していないので以上はあくまでも推定なのですが、Indycarのメディア担当にメールで質問して裏をとってみましょう。

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