インディGP、パジェノーVSデイリー 差はここで出た!
今回はフルコースイエロー(FCY)のタイミングもあってレース後半は作戦がわかれずにガチンコ勝負となりました。その結果、途中までレースをリードしたコナー・デイリーとポールシッターのシモン・パジェノーの実力の差、チーム力の差がはっきりと出てしまいました。
ラストピットを終えてSパジェノーはそれまでトップだったCデイリーの6秒前でコースに復帰しましたが、両者のタイムを比較してみましょう。
Sパジェノーのラストピット2周前からのラップタイム
L61=70.4118
L62=70.0167
L63=79.9879(INLAP)
L64=95.8278(OUTLAP)
L65=70.6257
TOTAL=386.8699(IN+OUT=175.8157)
Cデイリーのラストピット2周前からのラップタイム
L58=71.3775
L59=71.4543
L60=93.2517(INLAP)
L61=86.4852(OUTLAP)
L62=70.7298
TOTAL=393.2985(IN+OUT=179.7369)
トータルで6秒4の差。インアウトラップの比較だけで4秒近い差があります。
ピットインを遅らせてクリアラップで稼いだパジェノーの圧勝です。
しかしながら、デイリーは予選22位。今回の5位はFCYのタイミングもあったとはいえ上出来だったかもしれません。