チームプレビュー、アンドレッティグローバル






【ドライバーラインナップ】
コルトン・ハータ (No. 26 Gainbridge Honda)
カイル・カークウッド (No. 27 AutoNation Honda)
マーカス・エリクソン (No. 28 Delaware Life Honda)

【2023シーズンリビュー】
2023シーズンは4台体制でレギュラーシーズンに参戦したアンドレッティグローバル。17レースで5回のポールポジション獲得するも、勝利はカークウッドの2勝に終わっています。カークウッドはロングビーチとナッシュビル優勝し、シーズン17レースではトータル88周をリード。7回のトップ10フィニッシュを記録してチームをリードしました。一方でハータはロードアメリカとミッドオハイオで2戦連続でポールポジションを獲得するも、両レースともに表彰台を逃しています。フル参戦5シーズン目を迎えたハータにとっては初めてシーズン未勝利に終わる不本意な年となりました。ロマン・グロージャンは開幕戦と第3戦アラバマでポールポジションを獲得するもシーズンベストは2位が2回で、結局初勝利を挙げることはできませんでした。デブリン・デフランチェスコのベストリザルトはデトロイトの12位でランキングでは22位に終わっています。2024シーズンはフルシーズンが3台体制となり、インディ500にはマルコ・アンドレッティがスポット参戦します。

【2024シーズンは新体制に】
チーム名称をこれまでのアンドレッティオーソスポーツからアンドレッティグローバルに変更。2024年にはフルタイム参戦を4台から3台に縮小しました。昨年の4台のうち、ハータとカークウッドは残留し、新たにマーカス・エリクソンがチップガナッシレーシングから移籍してきました。これでチームには昨年のポイントランキングで上位11位以内の3人のドライバーが揃うことになります。

【チャンピオンタイトル獲得を目指す】
過去にはチップ・ガナッシ・レーシングが2018年に4台体制からから2台体制に変更してに減らして、スコット・ディクソンがチャンピオンタイトルを獲得しました。チーム・ペンスキーも同様に2022年に4台体制から3台体制に変更し、ウィル・パワーが2022年のチャンピオンタイトルを獲得しています。アンドレッティグローバルは2012年のライアン・ハンターレイを最後にタイトル獲得がありません。

【オーバルでのテコ入れがカギ】
アンドレッティグローバルの直近11勝はすべてロードストリートコースでの物です。最後のオーバルレースでの勝利は2018年8月ポコノ・レースウェイでのアレクサンダー・ロッシがあげています。2013年6月から2018年8月まではオーバルレースで強さを発揮していて、14勝のうちの9勝がオーバルでした。そのうち2勝はインディアナポリス500でのロッシと佐藤琢磨選手による連勝です。

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