今週末はオーバルレースでソフトタイヤがデビュー!






今週末のレーストラックは1周=1.25マイル(2キロ)のショートオーバル、ワールドワイドテクノロジーレースウェイ(WWTR)。

コーナーバンクは、ターン1-2で11度。 ターン3-4で9度。
フロントストレートは586m、バックストレートは602mあって、ペーパークリップのような細長い形のエッグシェイプオーバル。

今回はオーバルイベントでは初めてオルタネート(ソフトコンパウンド)タイヤが各車1台に2セットが供給されます。

タイヤレギュレーションに関しては以下の通り。

15.4.2.1.1. 予選中にオルタネートタイヤは使用してはならない。
15.4.2.2.1. オルタネートタイヤはレース前に1セット返却しなければならない。
15.4.2.3.1. それぞれのタイヤコンパウンドで2周をコンプリートしなけばならない。
15.4.2.3.1.1. 新品オルタネート1セットとプライマリー1セットを使用しなければならない。
15.4.2.3.1.3. 2周目の終了はピットボックスの位置に関わらずピットレーンでもかまわない。
15.4.2.3.1.4. 既定のルールを守れない場合は1周以上の減算となる。
15.4.2.3.1.5. 接触によりタイヤがダメージを受けた場合は2周走行の義務は免除される。

ソフトタイヤは予選での使用が禁止されているので、各チームは予選後に設定されている60分間のファイナルプラクティスで翌日の決勝でロングランをするためのタイヤ評価をしなければいけません。

使い方のポイントと思われる点は以下の通り。
①予選では使用禁止
②決勝では新品1セットを使用しなければならない
③どこまでのロングランに耐える?
④トラックエボリューションを見ながら使いどころを決める?
⑤イエローのタイミング

まずはファイナルプラクティスでのスピ―ドの落ち具合に注目することになるでしょう。

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