第107回インディ500のペースカーをお披露目


2023 Indianapolis 500 – Pace Car




5月28日(日)にインディアナポリス・モータースピードウェイで行われる第107回インディアナポリス500でペースカーを務める、2023年型シボレー・コルベットZ06・ハードトップ・コンバーティブルがお披露目されました。

コルベットZ06としては初のハードトップコンバーティブルで、ストリートでオープンルーフの快適性はもちろんのこと、スピードウェイでの高速走行でも十分にその性能を発揮します。

シボレー・コルベットは、アメリカにおける自動車産業において最も長い歴史を持つ車名の一つで、コルベットはインディアナポリス500においては最も多くの回数でペースカーを務めてきています。今年のインディ500では、1948年以来34回目のペースカーとして隊列を先導します。

レッド・ミスト・メタリックの外装と、内装にはジェット・ブラックとスカイ・クール・グレーの二色にトーチ・レッドのアクセントを加え、インディアナポリス500のロゴマークをフィーチャーしています。スパイダー・デザインの鍛造アルミホイールは、テック・ブロンズで仕上げとなっています。

2023年型シボレー・コルベットZ06の心臓部である、5.5リッターV8NAのLT6エンジンは市販車としては最高出力となる670馬力を発生します。ボディワークはカーボン・エアロ・パッケージは186 mph(300kph)で734ポンド(333kg)という、他のどのコルベットよりも大きなダウンフォースを発生させます。
この70年間において、コルベットの名はアメリカンスポーツカーの代名詞となり、Z06はアメリカ車のスーパーカーの象徴となっています。インディ500とコルベットは唯一無二、将来性、誇り、若々しさ、独創性において価値観を共有します。

第1回インディ500が開催された同じ年の1911年にデトロイトで創業されたシボレーは、現在はゼネラルモータースが所有する世界最大の自動車ブランドの一つであり、80か国で販売されている他、2020年には80か国で320万台以上の車両が販売されています。シボレーのラインナップには、EVや環境負荷を抑えたモデルもあって、印象的なデザイン、パッシブ&アクティブ両面での安全機能、高い親和性とテクノロジーを併せ持つアメリカを代表するブランドとなっています。



5月に入ると、数多くのペースカーのレプリカがインディアナポリス周辺を走り回って、インディ500の広告塔となって雰囲気を盛り上げるほか、インディ500優勝者にはペースカーの実車が優勝の副賞として贈られることになっています。

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