2月2日3日にカリフォルニア州のザ・サーマルクラブで実施されるインディカーのオープンテストに先立って、砂漠の中にある都市、パームスプリングスのコンベンションセンターで各メディア向けのコンテンツデーの2日目が実施されドライバーがインタビューに参加しました。
本日参加の15人のインタビュー要約は以下の通り。
フル参戦2年目のカラム・アイロット。 「今年は初年度の経験に加えてチームメイトも迎え、気持ち的にも余裕も自信も持てるようになった。二人で協力してシーズンに臨みたい。シーズン序盤からいい結果を残したい。」
タイトル防衛を狙うウィル・パワー。 「今年も安定して成績を残していきたい。そうすれば結果がついてくる。オフシーズンはシミュレーターに加えてカートレースをして感覚を鈍らせないようにしてきた」先月にカートレースのアクシデントで負傷も今は完治。
エンジニアリング体制を一新したRLLのグラハム・レイホール。 「チーム体制を一新したうえで効率を追求できる体制を整えた。これまでの課題は克服できていると思う。新シーズンには自信をもって臨めそう。」 チームも”泥船状況”から脱却？？
昨年はランキング18位に終わったエリオ。 「昨年はこれまでにない不振を味わった。エンジニアリング体制を変更して、今年はコンスタントに表彰台が狙えるようにいいシーズンにしたい。当然インディ500での5勝目を目指したい。」
7回目のタイトルを狙うスコット・ディクソン 「新しいエンジニアとチームメイトを迎え、体制に変化がある中で迎える新シーズンが楽しみ。特にインディ500ではエリクソンやタクがチームメイトと言う強力な体制で臨める。でもタクは一番のライバルになりそうだ…ポールも取られそう」
初優勝を目指す3年目のロマン・グロジャン。 「こんなに長いオフシーズンは初めて。いい体制でのチームで早く結果を出したい」 ランボルギーニのLMDhへの参加が予定される中、2024年もインディカー参戦を続けると明言。
アメリカに引っ越して1週間ちょっとのアウグスティン・カナピーノ（スペイン語アクセント）。 「まだインディカーには2日しか乗ったことはないので、いきなり結果を残すのは難しいことはわかっている。しかし、母国アルゼンチンからの応援は大きく、期待に応えたい。」
フルシーズン4年目のジャック・ハービー。 去年はシングルフィニッシュなしのランキング22位。 「これまでにないほどの充実したオフシーズンを過ごして、すべてが整った体制で新シーズンを迎えられる。」 今年はチーム内での存在感を発揮できるか？
アローマクラーレンに移籍してインディ500での2勝目を狙うトニー・カナーン。 「みんな冷やかすんだけど、パパイヤオレンジも似合ってるでしょう？今年もインディ500にすべてを集中させる」 勝てばアル・アンサー（47歳）の記録を抜く史上最年長に。 去年は3位、今年48歳。
ひげでイメチェン、カーナンバーも45になったクリスチャン・ルンガー。 「今年は昨年以上に充実した状況で2年目に臨める。昨シーズンはチーム全体が苦労したので今年は結果を出したい。ここまでは全てがいい方向に向かっている」
初優勝から1年以上が経過して昨年は表彰台が1回だったリナス・ビーケイ。 「昨年はミスが多く、チャンピオン争いはおろか、12位に終わった。今年は最低は1勝して常にTOP5を狙えるように安定して成績を残したい。」
ECRからフル参戦のコナー・デイリー。 「オフシーズンもチームのみんなと準備をしっかりとしてきている。シミュレーターテストも十分行った。オフシーズンの実車テストは貴重な機会。しっかりデータを取って開幕に備え、インディ500では去年の6位を超える結果を狙いたい」
今季もオーバル5戦に参戦するエド・カーペンター。 「チーム体制を充実させることに力を注いてきた。チームも自分も成長している。インディ500での優勝を狙いたい。そして、若手の育成にも力を入れたい」
昨年5勝もランキング2位のジョセフ・ニューガーデン。 「わずかなミスであらゆることが起こるのがインディカー。チャンピオンシップもそうだが、インディアナポリスでの勝利も大きい。簡単ではないが狙っていきたい」 BusBros.は制作プロダクションを立ち上げるとのこと。
3勝でランキング4位のスコット・マクロクリン。 「昨年は3勝したがインディ500やデトロイトなどで大きなミスもあった、これまでの経験を生かしてアンドレッティやガナッシなどの手ごわいライバル勢に対抗していきたい」
明日2月2日3日にはカリフォルニア州パームスプリングス郊外にある会員制サーキットのザ・サーマルクラブでオープンテストが実施されます。