グロージャンがデイルコインに加入



F1世界選手権で180レース参戦の経験を持つフランス人ベテランドライバーのロマン・グロージャンがデイルコインレーシングに加入し、インディカーシリーズに参戦することが発表されました。

カーナンバーは51でデイルコインレーシングとリックウェアーレーシングの共同チームからロードストリートコースの14戦に参戦する予定になっています。オーバルレース参加の有無に関しては現時点では決定していません。

この9シーズンでF1世界選手権に参戦し、11月のバーレーンGPで大クラッシュから生還したグロージャンは、極めてコンペティティブなレースを常に展開するインディカーシリーズを新たな挑戦の場に選びました。

グロージャンはオンライン記者会見で以下のようにコメント。

「アメリカに移ってのインディカーシリーズ参戦は非常に楽しみです。まだ、オーバルレースに出る覚悟は決まっていないですが、新たな活動の場としてはインディカーでのレースは明らかに自分向きです」

「インディカーシリーズはこれまでの自分のキャリアの中では最も競争が激しく、レースで連勝したり、上位でフィニッシュし続けるのは相当大変だと思う」

「ローリングスタートやピットストップなど学ばなければいけないことはたくさんある。火傷したてもまだ回復途中で、開幕戦が延期されたのでそれまでに克服したい」

「ローリングスタートやピットストップなど学ばなければいけないことはたくさんある。火傷したてもまだ回復途中で、開幕戦が延期されたのでそれまでに克服したい」

「ゲートウェイなどのショートオーバルでテストをする可能性もあるし、オーバルレースに出る可能性は100%ノーではない。しかしスーパースピードウェイを走るにはその前に家族を説得する必要がある」

「一番楽しみなトラックはラグナセカです。プレステでだいぶ走りこみましたから!」

「インディカー参戦にあたってはパジェノーやエリクソンにいろいろ質問をしました。インディカーシリーズにはこの年でもルーキーとしてトライする価値があると思う」

グロージャンはF1へのステップアップ前はGP2を含む7つのタイトルを獲得。2011年シーズンからの4年間をロータスからF1世界選手権に参戦。2013年にはドライバーズポイントで7位にランクイン。2016年シーズンからはハースF1へ移籍して5シーズンに参戦しています。

グロージャンはF1キャリアでは10回の表彰台を記録。自己ベストは2位が2回で共に北米のモントリオールとオースティンで記録しています。

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