現地9日にシモン・パジェノーはノースカロライナにあるペンスキーレーシングのファクトリーで今年のインディ500の優勝トロフィーのレプリカである「ベビーボルグトロフィー」を受け取りました。
その台座には、本物のボルグワーナートロフィーに取り付けられる顔の塑像と同じものが取り付けられるのですが、そこにはパジェノーの家族同然の愛犬である「ノーマン」君の顔も並びました。
愛犬の顔がウィナーと並ぶのはインディ500史上初めてとなります。
「本当にノーマンの顔が並ぶとは知りませんでした。これはうれしいサプライズです。ノーマンもこれで歴史に残りますね」とパジェノーはコメント。
過去には優勝ドライバーの愛犬がセレモニーに参加することは何回かありましたが、チームペンスキーで愛犬と共にビクトリーレーンに立ったのはパジェノーが初めてになります。
パジェノーはこれまでもインディアナポリスの動物愛護機関である「IndyHumane」への募金活動をしてきましたが、今回、ボルグワーナー社は IndyHumaneに2万ドルの寄付をすることを合わせて発表しています。
インディ500優勝後にパジェノーはノーマンと共に参加したセレモニー様子をSMSで発信。そのSMSの社内での反応を見たボルグワーナー社CEOのフレデリック・リサルド氏はすぐにノーマンも「ベビーボルグトロフィー」に一緒に並べようと思いついたそうです。
When we unveiled @SimonPagenaud‘s face you asked, “Where’s @NormanPagenaud?” Well, have I got a treat for you…#IndyCar #Indy500 @IndyCar @IMS @Team_Penske pic.twitter.com/BOy1VCjw02
— Borg-Warner Trophy® (@BorgTrophy) 2019年9月9日