メナードがインディ500初制覇
今回のパジェノーのインディ500優勝はチームペンスキーにとっては通算18勝目でしたが、22号車のメインスポンサーを務めるメナードにとっては初勝利となりました。
メナードの代表を務めるジョン・メナードは1980年代から自らのチームで15回インディ500に参戦してきたものの勝利はありませんでした。しかし、16回目の挑戦でスポンサーとしてついに念願のビクトリーレーンに立つことになりました。
メナードのインディ500初レースはドライバーにハーム・ジョンソンを擁して挑戦した1980年。しかし、予選落ちが続き、インディ500初出走は1984年でした(予選9位)。その後、メナードはチームを立て直して再挑戦し、1992年にはアル・アンサーとV6 OHVエンジンのビュイックを搭載したローラで2位フィニッシュします。
1996年にはポールポジションを獲得したスコット・ブレイトンがプラクティス中に事故死するという悲劇もありました。
「今回の優勝ほど特別なものは無い。この優勝のために40年間頑張ってきた。これまでここでは様々なことがあったが、まるで終わりの見えない旅のようだった。しかし今日ようやく目標地点にたどり着くことができた。」とメナードはコメント。
しかし、「またここで勝ちたい」と今後もスポンサー活動を継続することを宣言しています。
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