【言葉選び】ゴールではなくフィニッシュで

番組のスタンスとして、今から26年前の1991年にインディカーレースの番組を担当し始めて以来、極力アメリカのレースの雰囲気を出そうと、なじみがない言葉だとしても、なるべく現地用語を使うようにしてきました。

コーナー=ターン
レース再開=リスタート
乱気流=タービュランス
周回遅れ=バックマーカー
集団=トラフィック
満タンで走れる距離=フューエル(ピット)ウインドウ
アンダーステア=プッシュ(タイト)
オーバーステア=ルーズ(ルース)

その他にも
スリーワイド
DNF
リーダー
ラップリード
リードラップ
ラップバック
ノーズトゥテイル
ダウンシフト
など・・・・・

1991年当時は”セナプロ”全盛時代でしたが、当時のTV実況などでは上記のフレーズは全く使われていなかったかと思いますが、今や、かなり一般化している感じがします。

そんな中で地味ではありますが、レースを完走することは「ゴール」ではなく「フィニッシュ」を使っています。2位フィニッシュ、TOP3フィニッシュ、フィニッシュライン、Did Not Finishなど。

最近では陸上競技などでも「フィニッシュ」がだいぶ一般化してきています。

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