インディカーがXトラックとの契約を延長



長らくインディカーのオフィシャルサプライヤーとしてトランスミッションを供給してきたXトラック社がインディカーとのサプライヤー契約を複数年延長しました。

モータースポーツ界において、F1、スポーツカー、GT、ツーリングカー、ラリーカーなど様々なカテゴリーでトランスミッションを供給してきたXトラックは1990年代よりインディカーでは使われ始め、2000年シーズンから公式サプライヤーになっています。

現在使われているトランスミッションはIR-12(DW12)シャシーから使われ始めた3世代目のトランスミッションで信頼性と耐久性はこれまでの物と比較して格段に高くなっています。

Xトラックはこの5月にインディアナポリスの事業所をこれまでの2倍に拡大し、さらなる体制強化を図るとしています。

Xトラックはパーツの供給のみに限らず、インディ500チャンピオンとシリーズチャンピオンには賞金を協賛しています。


2007シーズンよりパドルシフトシステムが導入されていますが、トランスミッションのメカニカルトラブルはほとんど発生していません。たいていのケースはECUのトラブルなどの電気系トラブルが原因でギアシフトできなくなるケースがほとんどです。
ちなみにトランスミッションは”ミッション”と略されることはありますが、「ATはオートマチック・トランスミッション」MTは「マニュアル・トランスミッション」の略で、どの自動車にも装着されています。”ミッション=MT”と言うのは誤りです。
また、”電気系のトラブル”と言うのはありますが、”ミッション系のトラブル”と言うのはありません。”ミッション系の学校”と言うのはありますが、”駆動系のトラブル”と言います。

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