琢磨選手の優勝スピーチ
この間にはアメリカズカップヨットレースの編集作業などもあってかなり時間が詰まっていたので、琢磨選手の字幕入れ作業は天野さんと手分けして行いました。
全部で22分ほどあるインタビューを天野さんがアメリカで映像を見て翻訳して原文を作成。私がその原文の字数を調整してテロップを作成して映像に入れていきました。
翻訳原文をインタビュー映像のテロップにはそのまま使うと字数が多すぎて読み切れません。なので、尺に合わせて文脈を壊さないように字数を削減して書き換えていきます。
スピーチのユーモアも直訳すると入りきらないことが多いので、ニュアンスを壊さないように多少アレンジします。
この限られた字数で意味が伝わるかどうか、色々考えるのが結構大変でした。
原文をアレンジして字幕打ち込んで映像に乗せる作業だけで4時間こえました。天野さんも書き起こしにものすごい時間がかかったそうです。その原文は天野さんのホームページでご覧いただけます。
原文とテロップの違いがよくわかると思います。
http://www.indy-amano.com/p/blog-page.html
しかし、写真でわかるように”カンペ”の記載内容が細かいですね。きちんとマーカーで色分けされています。
スピーチ映像の長さを中心にしてダイジェストやインタビューの時間を決めていったので、インディ500の字幕付きオープニング映像などは番組枠に入らずカットになりました。
私は持っていません。
あの叫びで声がかれてましたからね。