新生チームのハーディングレーシングに注目




インディアナポリスを拠点とする路面舗装会社のハーディンググループとドレイヤー&レインボールドレーシングが技術提携を結んで設立された新チームのハーディングレーシング。カーナンバーは88でエンジンはシボレー、若手のギャビー・チャベスがドライブします。
http://www.hardinggroup.com/



予選では9列目インサイドの25番グリッドを獲得。ドライバーコーチにはインディ500で過去2勝したアル・アンサーJr.が起用され、チームマネージャーはEカーペンターレーシング設立時に中心的役割を果たしたラリー・カリーが務めチーフエンジニアにはその息子のマット・カリーがついています。マット・カリーは昨年はAJフォイトレーシングで琢磨選手を担当していました。



チャベスはコロンビア出身の23歳で2014年インディライツチャンピオンとなり、2015シーズンはブライアンハータオートスポーツからフル参戦。2016シーズンはデイルコインレーシングから7レースに出走しています。



ラリー・カリーはチーム設立に際して数々のレースVTRを精査するなどして綿密にドライバーをリサーチし、若手のチャベスに白羽の矢を立てました。



チャベスの起用を持ちかけられたAアンサーJr.は事前にテキサスで行われたチームのシェイクダウンテストでチャベスについて「非常に落ち着いていて、情報のフィードバックも的確だ。」と高い評価を与えています。



ハーディンググループは長らくインディアナポリス・モータースピードウェイの公式パートナーと公式スポンサーを務めてきていて、今年のカーブデーでは4000人を招いての記念パーティを開くことになっています。



チームはインディ500の後にもテキサスとポコノのオーバル2レースへの参戦を予定し、スポンサー次第では来シーズンのフル参戦を目指すとしています。

2件のコメント

  1. こうしてIRLと呼ばれていた頃の時代のチームが復活してくれるのはうれしいですね。是非結果残して今後に繋げていってほしいです。

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