ハータ息子がインディライツ参戦へ
第100回インディ500を制したアンドレッティハータオートスポーツのオーナーで元インディカードライバーのブライアン・ハータの息子のコルトン・ハータがMLBニューヨークヤンキースのチームオーナーの孫のジョージ・マイケル・ステインブレンナー4世と組んで、アンドレッティオートスポーツからインディライツに参戦することが発表されました。
16歳のコルトン・ハータは20歳のステインブレンナー4世とは友人関係にあり、ステインブレンナー4世はアンドレッティオートスポーツの共同オーナーとなります。
ステインブレンナー4世はモータースポーツの大ファンで、昨年は義父とともにハータオートスポーツで活動をしてきました。その義父の父親は1975年から10年間、モーナンエンサインレーシングでF1世界選手権に携わっているという経歴を持ちます。
コルトン・ハータとステインブレンナー4世は、今回のインディライツ参戦はインディカーへのステップアップを目標にしたものだとしています。
コルトン・ハータはインディライツ史上2番目に若いドライバーとなりますが、その経歴は豊富で、2013年にパシフィックフォーミュラF1600でチャンピオンとなり、2015年はMSAフォーミュラ選手権で4勝を挙げてランキング3位。2016シーズンは英国F3選手権で1勝したほか3回表彰台に乗っています。
父親のブライアン・ハータは1994年から2006年までに179レースに参戦。4勝を挙げたほか、その後はチームオーナーとして2011年(Dウェルドン)と2016年(Aロッシ)にインディ500を制しています。