シボレー対ホンダ、どこで差が出たのか

巷からの狼狽がだいぶ聞こえてきますが、道具の問題ではなく、使い方の問題といったところでしょうか。

フェニックスはショートオーバルで、ターン1-2でがアクセルを半分くらい戻します。つまり前後の荷重移動もあります。ということはメカニカルグリップも重要になるということです。単純にエアロパーツだけの差ではありません。

プラクティス1と予選ではシボレーはリアウイングのフラップを2枚から1枚に減らし、さらにガーニーフラップのほとんどを外していました。つまり、かなりローダウンフォース、ロードラッグにしながらも十分にグリップを得ていたということになります。

ホンダ勢は前後バランスが悪くリアのグリップが足らなかったということでかなりのドライバーがルースを訴えていたようです。その証拠にターン2でスピンしてクラッシュした3台はすべてホンダでした。

ここまでのセッションはすべて日差しのものとで行われてきましたが、決勝レースではさらに日が落ちた状態で走ることになります。気象コンディションが2月のテストの時と似てくればホンダの巻き返しの可能性も見えてくるということです。

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