第98回インディアナポリス500 予選初日まとめ




【カーペンターがトップ】http://www.imscdn.com/INDYCAR/Documents/2987/2014-05-17/indycar-results-quals-Day1.pdf気温がわずかに下がった中で行った2回目のアテンプトで230.661mphをマーク。昨年のポールシッターは2年連続ポールスタートできるか注目です。そのほか、230マイル台に乗ったのはCムニョス、Hカストロネベス、Jヒンチクリフ、Wパワー、Mアンドレッティ、Sパジェノー、Jニュガーデン、JRヒルでブランドの9人。



【33台による71回のアテンプト
今年は大きく予選システムが変わった今年のインディ500.午前11から午後5時50分の間に1台につき何回でもアテンプト(4周の予選アタック)できることになりました。ただし、くじ引きでの出走順が一巡した後は1回目の順位を捨ててアテンプトしなおすレーン11回目の順位をキープしつつアテンプトしなおすレーン2の2つのレーンを選んでやり直すことができます。ただし、レーン1はレーン2に優先されます。つまりレーン1に誰かが並んでいる限りはレーン2はアテンプトできないということです。



【カート・ブッシュはシャーロットへ移動】INDY500とNASCARのシャーロット500を掛け持ちするアンドレッティオートスポーツのKブッシュですが、2度目のアテンプトで229.960mphとTOP9に入る2位につける好パフォーマンスを見せてそのままヘリで空港へと向かいました。その2回目のアテンプトでは1周目では230.388mphをマークして歓声を浴びていましたが結局はその後は10位まで後退しました。
【予選でのターボブーストは140kPa】16日金曜日から予選2日目となる18日日曜日まではターボのブースト(過給圧)は130kPaから140kPaへアップされます。これにより40馬力ほどアップします。月曜日以降は130kPaに戻されます。
【朝のプラクティスは1時間遅れに
朝8時での気温が8度しかなく、タイヤがグリップを発揮する気温に満たないということで1時間遅れでセッションがスタート。セッション時間はその分短縮される。琢磨選手はこのセッションで初めて230mphオーバーをマーク。



【71回のアテンプト】インディ500史上最多。これまでの最多は2010年ポールデーの67回。



【予選2日目からのエントリーは無し】EJビソがアンドレッティ以外のチームから参戦か??という噂と、キャサリン・レッグがホンダに交渉に行った、AJと話をしているなどのうわさが出ましたが、結局はエントリーはありませんでした。ビソはおそらくNASCARとかけ持ち参戦するKブッシュのリリーフドライバーとしてのリザーブとなり、ホンダには声以上エンジンを供給することができません。AJ自体はレッグがレースドライバーであることすら知らなかたつそうです。
ちなみに、2日目エントリーが出た場合は2日目の予選では30位から10位までが順にアテンプトを行い、30位以下はバンプ合戦となります。



【予選2日目の流れ】まずは1日目の33位から10位までが1台づつ1回のみのアテンプトをおこないグリッドが決定。
続いて9位から1位までが1回のみのアテンプトを行って最終順位が決定します。TOP9は21 Hildebrand, #67 Newgarden, #77 Pagenaud, #25 Andretti, #12 Power, #27 Hinchcliffe, #3 Castroneves, #34 Munoz, #20 Carpenter。
アンドレッティ3台、ペンスキー2台、カーペンター2台、フィッシャーハートマン1台、シュミット1台の内訳です。シボレー4台、ホンダ5台です。



あいかわわらずに寒いインディアナポリスです。
昼間でもダウンは手放せません。
朝はカメラを持つ指先の感覚がなくなります。

コメントを残す