ポコノでタイヤテスト実施



7月7日に1989年以来のインディカーレース開催となる
ポコノ・レースウェイでファイアストンのタイヤテストが行われました。
このテストはファイアストンがレースタイヤを選定するのが目的です。

参加したのはMアンドレッティ、Sパジェノー、Dフランキッティ
Wパワー、Hカストロネベスと百人ほどの観客。

ファイアストンはインディ500で使用したタイヤをベースに
タイヤ構造とコンパウンドの違う複数のタイヤをテストしました。

エアロパーツはインディアナポリスとカリフォルニアスピードウェイで
使用されたものでテストが行われています。

ポコノ・レースウェイは1周2.5マイル(4キロ)のトライオーバルで
コーナーバンクはぞれぞれ14度、8度、6度。
フロントストレートは1140mあり、ターン1は
インディアナポリス・モータースピードウェイのターン1よりもタフかもしれません。

ポコノでのトラックレコードは
1989年にエマーソン・フィッティパルディがマークした211.715 mph です。

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マルコ・アンドレッティは
「超高速のショートオーバルみたいだ。」
「とくにターン1は難しい、バンク角度の違うターン3とのバランスがとれたセットを見つけるのが大変だ」
「ポコノはまるでナザレスをパワーアップさせたようなコースだ」
と感想を述べています。

ちなみにナザレス・スピードウェイはこちらです。


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どちらもペンシルバニア州にあります。
ペンシルバニアの人は三角形が好きなんでしょうか?

ちなみにナザレスには
アンドレッティ家の実家(一昨年Mアンドレッティが購入)があり
少し西に行ったレディングにはペンスキーの本部がありました。
ペンスキー本部は5年くらい前に洪水に見舞われて
ノースカロライナ州に移動してNASCARのチームと統合されています。

2件のコメント

  1. どちらも面白そうなオーバルですね。
    アメリカって色んな形したオーバルがあるんですね。アメリカンモータースポーツの歴史の長さを感じます。

    あと第二戦の中継で松田さんがF1のチームオーダーの件について語っていたのを聞いて気持ちがスッキリしました。(笑)
    中継でも触れていましたがインディカーはチームオーダーってないのですか?
    てっきり第二戦でW・パワーがエリオに抜かれたのはチームオーダーだと思ってました。
    エリオを前に行かせてエリオとストラテジーが同じのハンターレイをパワーが抑える作戦かと…
    私がF1の見過ぎでしょうかね(^_^;)
    1. ナザレスの方は残念ながら5年くらい前に閉鎖されました。

      ”チームオーダー”の件は別記事で書きます。

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