インディカーとFN09

武藤選手に色々聞いてみました。

FN09はきわめてインディカーに近い車体構造を持つということです。
これは、もともとスウィフト社がインディカー用に
開発していたシャシーの流用なので、これは予想通りです。

ステアリングホイール
電動パワステ付のFN09は圧倒的身体的負担が少ないそうです。

タイヤ
ブリヂストンタイヤは明確に”タレ”を実感するそうです。
コレは最近のファイアストンタイヤが明らかに長寿命=硬い目に
性能特性を振っているからだと思われます。

パドルシフト
FN09の方がインディカーよりもレスポンスがいいそうです。
これは駆動力にFN09が電磁石バルブを使用し
インディカーが圧縮空気を使用しているからだと思われます。

オーバーテイクアシスト
FN09は「効いているのか良くわからない」そうです。
そのために決勝レースでは1回も使わなかったそうです。

スピード
どちらも体感的には明確な違いは感じられないそうです。
インディカーは50馬力ほど上回っていますが、
重さでは70キロほど重くなっています。
ラップタイム的にはいい勝負かもしれません。

ぶっつけながらも10位フィニッシュした武藤選手。
もう少し乗る時間があって、
「もっと自分の好みに変更できていれば、かなりいいレースができたはず」
と、かなりの手ごたえを感じたようでした。

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