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今週末にフロリダのデイトナインターナショナルスピードウェイで開催されるデイトナ24時間レースをもって一人の大ベテランドライバーがそのキャリアにピリオドを打ちます。
#15レクサスRC F GT3をドライブするスコット・プルーエットにとって、このデイトナ24時間レースが最後のレースとなりました。
プルーエットはこれまで、SCCAトランザムレース、IMSA GTO、グランダムシリーズ、ルマン24時間レースインディカーと50年にわたってレースに参戦。
1988年から1999までのインディカーに参戦では、ディックサイモン、トゥルースポーツ、パトリックレーシング、アルシウェロウェルズなどのチームを渡り歩いてきました。
中でもパット・パトリック率いるパトリックレーシング時代にはインディカーレースに久しぶりに復帰したファイアストンタイヤの開発に大いに貢献。常にトップ争いを演じて1995年のミシガンや1997年のサーファーズパラダイスで優勝しています。
インディカー参戦最後の年にはトヨタエンジンを使うアルシエロウェルズに移籍。最終戦のフォンタナではトヨタエンジンで初めてのポールポジションを獲得しています。
2000年以降はNASCARやスポーツカーレースに活動の場を移し、2001年のルマン24時間レースではGTSクラスで優勝。デイトナ24時間レースでは通算5勝。トランザムシリーズチャンピオン3回、IMSA GTOチャンピオン2回、グランダムシリーズチャンピオン4回を獲得しています。
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