エドカーペンターレーシングが若手ドライバーを育成






エドカーペンターレーシングは若手育成ドライバーとしてオレゴン州出身で16歳のジョシュ・ピアソンをチームが新たにスタートさせるドライバー育成プログラムに起用することを発表しました。この育成プログラムは2025年にインディカーシリーズにデビューさせることを目的としています。



オレゴン出身のピアソンは、2023年と2024年にインディライツ改めインディネクストに参戦する予定で、2023年はFIA世界耐久選手権に参戦しながらHMDモータースポーツからスポット参戦し、2024年にフル参戦を計画しています。



チームとしては育成ドライバーの契約は初めてで、来年には合わせてインディカーの実車テストにも参加させることになっています。



ピアソンは2歳の時にカートレースからレーシングキャリアをスタート。13歳でオープンホイール カーのレースにデビューするまでの10年間に、数多くのタイトルとチャンピオンシップを獲得しました。



2022年3月にはFIA世界耐久選手権 (WEC) の史上最年少ドライバーとして、セブリング1000マイルレースにLMP2クラスに参戦し、いきなりクラス優勝を記録。ルマン24時間レースでも最年少参戦ドライバーとなり、スポーツカーレースの歴史に新たに名を刻みました。



ピアソンは2022年WECのLMP2クラスでランキング3位となり、ルーキー最上位の成績でシーズンを終えています。



チームオーナーのエド・カーペンターは、「ジョシュ・ピアソンと出会えたことを素晴らしく思います。まだ若いにもかかわらず、レースキャリアですでに多くの記録を残しています。すでに落ち着きもあって非常にプロフェッショナルです。彼をトップレーシングドライバーに成長させるという我々の計画に自信を持っています。2025年にはインディカーシリーズへ参戦することを最終目標として、彼と一緒にプロジェクトを進められることを非常に楽しみにしています」とコメントしています。

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