ホンダエンジンの新兵器






レーサー誌でマーシャル・プルーエット氏が報じたところによると、このインディ500からホンダは新しい排気管を使用しているとの情報。



レギュレーション上では排気管は毎年ホモロゲーション(部品認可)が更新され、開幕戦の決勝日30日前までに認可を受けた新パーツはインディ500のプラクティス1日目までに旧パーツとの両方を使用することができ、その後は新旧どちらか一種類しか使用できないことになっています。



ホンダは今年開発した新型排気管は一定のストック数がクリアできたとして、インディ500からは新型排気管を使用することを選択しました。



ツインパイプとなった排気管は外観上では大口径のエンジンの排気管と小口径のターボウェストゲートの排気管の2本がサイドポッド後方部に露出しています。従来型はウェストゲート排気管が途中でエンジン排気管と合流してシングルパイプでの排気となっていました。



この排気管の取り回しとターボチャージャーの搭載位置に関しては、シボレーもホンダも毎年試行錯誤を繰り返し、様々な排気管の取り回しを試してきています。



ターボチャージャーはホンダもシボレーもどちらもボルグワーナー社製の物を使用しています。







これら排気管の取り回しとターボのレイアウトは適切なエンジン特性の管理と熱管理に大きな影響を及ぼすので、シボレーもホンダも毎年試行錯誤を繰り返し、様々な排気管の取り回しを試してきています。

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