インディ500優勝トロフィーの塑像をオンラインでお披露目



現地2月19日にインディアナポリスモータースピードウェイのインフィールドにある博物館内で第104回インディアナポリス500で優勝した佐藤琢磨選手のトロフィーの塑像のお披露目式がありました。

トロフィーに二つ以上の塑像がある選手は琢磨選手で20人目となります。

式典は今年の第105回インディアナポリス500開催日のちょうど100日前に設定され、式典には佐藤琢磨選手の他、チームーナーのボビー・レイホールとマイク・ラニガンが参列した他、ボルグワーナー社PR担当のミッシェル・コリンズ、IMSのダグ・ボールズ社長が出席。


さらには共同チームオーナーでTV司会者として有名なデイビッド・レターマンと駐米日本大使館の冨田浩司大使がリモートで祝辞を述べました。



純度92.5パーセントのスターリングシルバー製の顔の塑像は1990年より彫刻家のウィリアム・ベーレンズによって製作され、一度実物大の塑像を粘土で制作してから型を取って石膏像を作り、その石膏像を元に2インチほどの大きさの塑像が銀で制作されてトロフィーに取り付けられます。

実際にトロフィーにつけられた塑像を初めて見た佐藤琢磨選手は「この優勝トロフィーに再び自分の顔がつくのを非常に光栄に思います。今回もベーレンズさんに素晴らしい塑像を作っていただいて、それが再び歴代のウィナーと共に並ぶことと、この伝統的な式典にお招きいただけたことを非常に光栄に思います」とコメント。

インディ500の優勝トロフィーであるボルグワーナートロフィーはボルグワーナー社によって1935年に建造され、高さ約1.6メートル、重さ約50㎏にもなるスターリングシルバー製のトロフィーには第1回大会からのすべての優勝者とIMS3代目オーナーのトニー・ハルマンの顔の塑像が取り付けられています。

今後琢磨選手にはトロフィーのミニチュアサイズのレプリカとなる”ベビー・ボーグ”が授与され、チームオーナーにはチームオーナートロフィーが贈られます。

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