勢いが止まらないオワード
21歳のメキシコ人、パト・オワードの勢いが止まりません。
インディカー2年目となる今シーズンはアローマクラーレンSPから参戦し、ここまで9レースを終えてテキサスとアイオワレース2での12位フィニッシュ以外はすべてTOP8フィニッシュを記録。ロードアメリカレース2とゲートウェイレース2では共に優勝争いをしたうえで2位フィニッシュしています。
前回のゲートウェイレース1でも94周の最多ラップリードを記録して3位フィニッシュ。2レース連続で表彰台に乗ったばかりか2レースでトータルでの130周のラップリードは全体で最多ラップ数になります。
メキシコのモントレー出身のオワードは今シーズンがフル参戦初年度。これまでの成績の結果ディクソン、ニューガーデンに続くランキング3位につけています。シーズン残り5レースですが、チャンピオン争いにおいてオワードの存在感はますます大きくなってきています。
ロードアメリカのレース2ではポールポジションからスタートして48周の最多ラップリードを記録しながらも最終ラップでローゼンクイストに優勝をさらわれています。
「これまで通りにできるだけのポイントを狙うだけです。もっとここまで来るまでに時間がかかると思いましたが優勝争いができる状況にあり、チームの状況もどんどん良くなってきています。」と自信をのぞかせています。