プルシェールがオーバル初走行


Long Beach, CA – during the INDYCAR Acura Grand Prix of Long Beach in Long Beach, California. (Photo by Joe Skibinski | IMS Photo)




昨年のFIAF2選手権チャンピオンで今季はアローマクラーレンからロングビーチとアラバマの2レースに参戦したテオ・プルシェールが現地5月6日にイリノイ州にあるショートオーバルのワールドワイドテクノロジーレースウェイ(ゲートウェイ)でオーバルトラック初走行を行いました。

この日のテストはチームアドバイザーのトニー・カナーンとチームメイトのアレクサンダー・ロッシがテストに帯同し、プルシェール1台だけの走行で、1.25マイルのレーストラックを110周走行。このテスト走行を完了したプルシェールはシーズン後半のアイオワ、ゲートウェイ、ミルウォーキーでのレースに参戦できることになります。

テストを終えた後にプルシェールは「このテストの機会が得られたことに感謝しています。これでシーズン後半もアローマクラーレンからレースに出られることになり良かったです。オーバルでの走行は最高でした。早くオーバルレースにデビューしたいですね。とにかく何もかもクイックで驚きました。ハンドルの切り方もアクセル操作も何もかも繊細でスムースな動きが要求されます」
「メンタル的にはかなり疲れました。とにかく速度域が常に高くてわずかなミスも許されません。少しでも油断するとウォールの餌食になるというものすごい緊張感がありますが、やはり走っていて楽しいです。ペースもよかったと思います」とコメント。

プルシェールの次回のオーバルテストは6月半ばにミルウォーキーで実施されることになっています。

プルシェールは負傷欠場したデイビッド・マルーカスに代わってロングビーチGPでインディカーシリーズにデビュー。予選は22位からルーキー最上位となる11フィニッシュでThe Biggest Mover賞も受賞。続くアラバマGPでは予選24位から22位で完走しています。

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