佐藤琢磨選手は14番グリッド5列目ミドルで決定
インディ500予選。17番目のアテンプトで現地12時18分にアテンプトを開始した琢磨選手でしたが、風が強いコンディションだったために3周目のターン2で完全にアクセルを戻してそのラップでだいぶアベレージを下げてしまい、228.300でその時点で暫定9番手に。
LAP1 – 39.3392 – 228.779
LAP2 – 39.4293 – 228.257
LAP3 – 39.4969 – 227.866
LAP4 – 39.4220 – 228.299
TIME 2:37.6874 – 228.300
その後はガレージでセットを見直して、気温がまだ高い午後4時過ぎごろにライン2に並び始めるものの、優先レーンであるライン1に並んで再アテンプトをするドライバーが続出し、結局再アテンプトはならずに14番グリッド(5列目ミドル)が決定しました。
【佐藤琢磨選手のコメント】 もう少しスピードを延ばせると思ったのでもう1回走りたかったですね。1回目のアテンプトでは3周目のターン2で追い風の突風が吹いてフロントのグリップを一瞬ですが失い、強引にステアしてもだめだったので、その時はその時は完全にアクセルを戻しました。あれが無ければもう少し上に行けたと思います。その追い風の対策をして2回目はうまく行けばハーフマイルくらいは伸ばせたかもしれません。
14番グリッドは望んでいた位置ではないので悔しいですね。もう少し上を狙いたかったところですが、一番大事なのは決勝レースなので、あすと月曜のプラクティスとカーブデーでクルマをしっかりと仕上げていきたいですね。
ちなみにアンソニー・デビッドソンは琢磨さんF3時代カーリンとF1時代スーパーアグリのチームメイト。
琢磨さん、良い決勝セットアップが見つかりますように!
2012年に最後まで優勝争いを演じたガナッシの2台(ディクソン&フランキティ)が、翌年2013年にまさかの同じ6列目だったし。
本当に、あの瞬間帰ろうかと思いましたよ。
しかも暑いし、車混むから。
直前にANAのシカゴ直行を予約して航空券が非常に高かった事もあって踏みとどまりましたが(笑)