出入りの激しいレースに疲労困ぱい



左耳(BOSE製イヤフォン)→現地英語コメンタリー
右耳(インカム)→現地ディレクター、フロアのデータマン、マスターコントロールルーム
両耳(骨伝導イヤフォン)→琢磨選手チーム無線

レースを見直してみたら、最初のフルコースイエローでは琢磨選手のピットは最初からステイアウトとコールしていましたね。現地音声でも無線が入るので、それとかぶって聴き間違えてしまいました。お詫びして訂正いたします。

今回はピットストップ回数、タイヤ選択、各車のラップタイム、サイクルスルー、雨雲レーダーと・・・状況把握にも謀殺されました。

琢磨選手の無線もピット(デレク・デイビッドソン)、スポッター(スティーブ・フーゼック)と琢磨選手の音声レベルがバラバラなのも合わせるのに大変でした。

朝4時からの放送は、2時にスタジオ入りで、0時ごろにプリレース進行表が届いて進行表を作り始めるので身体的にはイチ番きついですね。プラスEX会員でのこだま早割グリーン車で寝て帰ります。


今回は現地はNBCSNではなく、地上波のNBCでの放送だったのですが、生中継本番1分前になって、現地ディレクターがインカムでNBCは6分遅れでの開始になると急きょ連絡がはいりました。

それまではどんな映像が来るのかわからないので、前もってこちらで編集して作っておいたオープニングVでスタートさせて、あとは流れで行きました。

現地ディレクターが4分ごろに急にカウントダウンを始めたので、合わせてコメント読みを始めたところ、現地は「この後すぐ!」コメントのみで再び沈黙。結局6分からNBCは放送を開始したので、こちらはコメント読みをまたやり直しました。

6分押しで始まったので、NBCはプリレース進行で予定していたVを二本ぐらいすっ飛ばしていました。しかも、地上波のNBCだったので最後に1分20秒のステーションブレイクをぶち込んで、現場は6時58分40秒降りというイレギュラー。NBCの時はアタマも1分30秒のステーションブレークを入れてから中継開始の場合があるので要注意です。



今回は何かとゲンのいい松田さんのコメンタリーでしたが、ちなみに私も全ての優勝に立ち会っています。クロマキーのグリーンの反射がきついのか、松田さんが横を向くとメガネと顔のの輪郭が少し消えますね。3時間10分の生中継でした。

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