アロンソがルーキーオリエンテーションに合格



現地5月3日にインディアナポリス・モータースピードウェイでフェルナンド・アロンソのための占有によるテスト走行とルーキーオリエンテーションプログラム(ROP)が行われ、アロンソはわずか1時間ほどでROPをパスしました。

ROPは以下の集会を既定の速度で安定してクリアできれば合格となります。
205-210 mphで10周
210-215 mphで15周
215mph以上で15周
現地朝9時半過ぎには38年ぶりにパパイヤオレンジに塗られたマクラーレンのレースカーがピットに登場しました。気温は11度ほどで、最初の1時間ほどはマルコが乗ってその時の状況に合わせてバランスのとれたセットのマシンにしあげ、その後にアロンソがドライブ。午前中に51周を走行しました。

レースカーを降りてきたアロンソは「楽しい、今のところ順調だけど、ここからが本番だ」と休憩中にコメントしています。

前日にホンダのシミュレーターでテストを行ったこともあり、午後3時にテスト走行が終了となった時点で110周を走行し222.548mphをマークしています。
「スピードに慣れてゆくには今回のやり方は最適だと思う。最初は最低速度まで持っていくのに苦労したが徐々に慣れていった。速度だけではなく安定してラップを重ねることもできた。走行ラインやギアチェンジのタイミングなども徐々に把握できた。シミュレーターでの練習は精密でかなり役に立ったがたが、やはり実車とは感覚が微妙に違う。とくに全開でターンに入っていく感覚は全然違う。」とさらにアロンソはコメントしています。

チームオーナーのマイケル・アンドレッティは
「すごくいいテストだった。彼は供給されたすべての課題をこなすことができた。すべてが完ぺきだったし本番へ向けての準備はばっちりだ。」とコメントしています。

アロンソは続けて「チームはすごく親切。単独で走るのはもう問題ない。後は来週以降に走ってみてだ。ここまでは順調だし、手ごたえを感じている。」と語っています。

アロンソの走行前にテスト車両を仕上げたマルコは「レース用のダウンフォースをつけておいた。これならば単独走行でしっかりとしたグリップも得られて、バランスとしては最適な状況になっている。色々と学ばなくてはならないことは多いはずだが、質問も的確だし、今日のテストでだいぶ地心が持てるようになると思う。」とコメントしています。

コメントを残す