なぜリードラップが5台だけになったのか
琢磨選手のアクシデントによる2回目のイエローが出された時点で、2回目のストップをしていなかったパジェノーだけがリードラップにいました。他は5位のニューガーデンまでが1周遅れ、6位のディクソン以下は2周遅れでした。
フェニックスインターナショナルレースウェイではフルサービスのピットインで失うトータルタイムは36~7秒。1周21秒としてアンダーグリーンでピットインした場合はラップリーダーから6秒以内につけていれば1周遅れ、それ以上の差だと2周遅れでコースに復帰します。
その結果、ピットストップ中にイエローとなったパワー、エリオ、JRは1周遅れ。ピットイン前にパジェノーから4秒以内にいたニューガーデンは1周遅れ。パジェノーから8秒差でピットインしたディクソン以下は2周遅れになっていました。
その後、イエロー中にパジェノーがピットインして2位以下は1周ラップバックした結果、5位までがリードラップ、6位以下は1周遅れになったのでした。
今回はトップから6秒以内につけるか、パジェノーよりも燃費が良ければリードラップに残れたということです。