四郎さんが選んだ、テキサスの最終リスタートからチェッカーまでのトップ争い。
MアレシンとJホークスワースのクラッシュで出されてイエローからのリスタートで、残り8周のスプリントレースに。トップ争いはTカナーン、Jヒンチクリフ、Gレイホール、Sパジェノーの4人。
パジェノーはそのイエローが出るまでは1周遅れだったもののイエローになる瞬間にヒンチの前に出てラップバックに成功。執念の4位フィニッシュで、これがチャンピオン獲得への大きな布石になりました。
イエローでタイヤを替えているTカナーンはがっちりとインベタで走り、有利な体制に持って行こうとしましたが、アウトサイドを走るヒンチとレイホールがドラフティングタッグを組んでカナーンの前に出ることに成功。
最後はレイホールとヒンチの一騎打ちで、わずかにレイホールがヒンチの前に出てフィニッシュ。
8/1000秒差で2016シーズン初優勝をあげました。Gレイホールのラップリードはこのラストラップだけでした。
8/1000秒差での勝利はインディカーレース史上5番目の僅差で、テキサスモータースピードウェイでは史上最少僅差での勝利となりました。
この時のコメンタリーは黒澤琢弥さんで、レース後にはデイル・コインとの16年ぶりのご対面というシーンもありました。
http://blog.gaora.co.jp/indy/2016/08/18983