ブレンボが2016シーズンもブレーキパーツ供給を決定



2012年にシャシーがDW12になり、カーボンブレキーが採用されてから全車にパーツを供給してきたイタリアのブレンボが2016シーズンも継続してパーツを供給することを発表しました。

ブレンボは1989年にボビー・レイホールが乗るクラコ・エンタープライズにブレーキパーツの供給をスタートし、以来22年間インディカーチームにパーツを供給し続けてきました。

2011年まではインディカーではオーバル以外ではスチールブレーキを使用し、ブレンボのほかにアルコンもパーツを供給していましたが、2012年以降はすべてのレースでカーボンブレーキを使用することになりました。

これによって、ブレンボがすべてのチームにパーツを提供することになり、アルミ製一体成型の6ピストンキャリパーは耐久性だけではなく重量も大幅に増えましたが、ワンメイクとなったので信頼性や完成度にに妥協することのない新設計パーツを供給しています。

2014年からは基本設計を見直し、さらに性能をアップさせたブレーキの供給を開始し、新しいカーボン製ローターとブレーキパッドはブレーキング時の安定性の向上に貢献し、さらには軽量化と冷却効率のアップを達成しています。

さらには素早い温度上昇で、ウォームアップ時間の短縮を実現し、作動温度での正確なブレーキ性能も確保。

マスターシリンダーにデータセンサーを取り付けて、ブレーキペダルの移動量もデータ路銀ぐできるようになっています。

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