みんなが(独断で)選ぶ2014シーズン名シーン⑦

しばらく放置していたこの企画復活です。
今回は、はやちゃんの選んだ
インディ500ラスト6laps 「ハンターレイとカストロネベスのバトルは痺れました。」
ということで、この時はラスト6周のリスタートからレースフィニッシュまで黄色いレースカー同士の激しい追い抜き合戦が展開されました。

1週ごとにトップを入れ替える2台による勝負がターニングポイントを迎えたのはラスト4周でのバックストレート。


ラップリーダーのエリオを追いかけていたハンターレイは一度ホワイトラインを大きく割り込んだあとにエリオのインをこじ開けて前に出ました。


前にこのブログでも書きましたが、私はこのリードチェンジを見てRハンターレイの優勝を確信しました。http://blog.gaora.co.jp/indy/2014/05/10105
その理由として。
19番グリッドと後方スタートだったハンターレイはダウンフォースが多めでターン1でもターン3でも風の影響を受けにくいレースカーになっていました。

対して、2列目インサイドスタートだったエリオはクリーンエアでの走行を見越したレスダウンフォース設定で、その影響もあって風向きの影響が強く、ターン1でしかしかけられなかった。

①ターン3でのリードチェンジはその日初めて
②ダウンフォース多めのハンターレイはダウンフォース少な目のエリオに対して2か所で仕掛けられる。
③その結果、これまでのリードチェンジのあみだくじに対してハンターレイは一本線を書き加えて自分に流れを持って行った。

まさに手に汗握るバトルでしたが当事者二人もすべてを出し尽くした戦いだったことがこのシーンで証明されていますね。


で、おやじさんが選んだ
「インディ500のレース後に、エリオがヘルメットも脱がずにマシンの上で俯いてるシーンが、悔しさが伝わってきて、とても印象に残ってます。」
見事な”orz”ならぬ”rzo”を披露したエリオでしたが、最後は両者は2つ上の握手で締めくくりました。

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