インディカー、2013年版ルールをリリース



昨年は新型シャシー、エンジンの導入や
スポーティングルールの一部に変更がありましたが
今シーズンはさらに変更点が加わりました。

主な変更点を紹介します。

○スタート、もしくは2列でのリスタート時に
ポールシッターもしくはレースリーダーは
インサイドからのスタートとなる。
これまでは、インかアウトか選択可能。

○ピットの位置はロード/オーバルにかかわらず
前レースの予選順位によって選択権が与えられる。
昨年まではひとつ前の同じタイプのコースでの予選で決定。

○ピットレーンの制限速度はオーバルが時速60マイル
ロードストリートは時速50マイルに統一される。

○スタート時の搭載燃料を自由に決めることができる。
これまではフルタンクでのスタートが義務付け。

○ロードストリートの予選Q1,Q2で
フルコースイエローを発生させたり、
他車の妨害をしたと判断された場合は
ラップタイムのベスト2抹消と共に
次のセグメントには進出できない。

○ロードストリートでのプッシュトゥパスはどのレースでも10回とする。
1回あたりの動作時間はコースによって15秒から20秒で
動作ディレーにはしない。

○エアロパーツの規定により
アイオワでのダウンフォースは若干減少する。

○ポコノでの空力規定はインディアナポリスと同じになる見込み。

○リアウイングのエンドプレート上のカーナンバーが
視認性向上を目的として一回り大きくなる。

○ドライバーが使用するヘルメットは
FIA 8860-2010規定をクリアするものでなくてはならない。

○1周でもラップリードすると1点のボーナス(1回のみ)、
最多ラップリードで2点のボーナス。

○19位から25位までのすべて12ポイントだったのが
1点ずつ減点される。
これで、去年の最終戦のWパワーみたいに途中でやめられなくなります。



○一つのエンジンで2000マイル使用しなければならない。
年間使用数は5基。これらを超える場合のペナルティは2012年と同じ。
昨年はの規定距離は1850マイル。年間5基。

○6基目以降のエンジンを使用した場合、
そのレースでのマニュファクチュアラーポイントは加算されない。
ドライバーポイントは今まで通り加算されます。

個人的にはラップリードでの1点獲得は
レースにさらなる動きを生み出しそうですね。
ポイントシステムの変更もシーズン終盤に大きな影響を与えそうです。

2件のコメント

  1. P2Pが10回だと少ない気もします
    一回あたりの秒数は逆に長いような…
    1. 使用機会を減らせば大事な局面でしか使えなくなります。
      そうすれば、ディフェンス的な使い方は減るでしょう。
      私は20秒1回とかにすればいいと思います。
      そうすれば、それぞれのドライバーの大一番が見どころになります。

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