【おさらい】インディ500の新しい予選システム



2日間の予選日で3つのタイムセッションを設け、よりエンターテインメント性を高めたものとなっています。

予選1日目 5月17日
(11 a.m.-5:50 p.m. ET)
○1セッションで上位33台の暫定グリッド決定
○エントリー1台につき、最低1回の4周のアテンプトを行う
○出走中は前日にくじ引きで決定
○くじ引きによる出走順が一巡した場合は車検場先着順に出走
○トップ9台は「ファスト9シュートアウトに進出」

予選2日目 5月18日
(10:15 a.m.-1:30 p.m. ET)
○土曜日の記録は一度リセットし、10位から33位までのレースカーは
スピードの遅かった順にもう一度4周アテンプトをやり直し
そのスピード順にグリッドを決定する。
※前日のスピードの遅い順にアテンプトするというのがポイントですね。 (2-2:45 p.m. ET) ○ファスト9シュートアウト
○土曜日のスピードの遅い順に4周アテンプトを行い
速い順にフロントローを決定。
※昨年までのファスト9シュートアウトでは時間内ならば何回でもアテンプトやり直し可能でしたが、今年からは1発勝負になっています。
土曜日の日曜日の成績によってチャンピオンシップポイントも与えられます。ファスト9に進出するとさらにボーナスポイントが加算されます。


ということで、大幅にシステムが変わりましたが、エントリー台数の減少によってバンプアウト合戦も期待できないので、いままでの”とにかくグリッドを確保するための予選”から”より上位グリッドを狙うための予選”へと予選のキャラクターを変えてゆこうということのようですね。

予選TOP9に残れなくても、予選初日と2日目とで必ず2回のアテンプトをしてグリッドを決定するのもポイントですね。つまり、コンディションの違う2日間ともいい走りをしないと上位グリッドの獲得は難しくなります。初日に上位グリッドだったとしても2日目も気が抜けません。

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