デトロイトGP、事前情報まとめ






【ジョンソンの新しい助っ人】元インディカードライバーのスコット・プルーエットが今回からジミー・ジョンソンのストラテジストを担当。プルーエットは過去にインディカーで2勝した他、IMSAスポーツカー選手権で通算60勝(チップガナッシで44勝)し、チャンピオンタイトルを6回獲得した他、デイトナ24時間レースでも5勝。さらにNASCARカップシリーズにチップガナッシから40レースに参戦してTOP5フィニッシュを3回記録。インディカーとNASCARカップカーでの豊富な経験を買われてのチーム復帰に。



【苦労する新人勢】グロジャン、ハービー、ジョンソン、ケレット、マクロクリン、パロウ、ビーケイの7人がベルアイルデビュー。75分間のプラクティスセッションではジョンソンがターン3でスピンしてコースに復帰。マクロクリンがたった6周目でターン5でクラッシュしてガレージへ。ビーケイはターン1でコースオフするもクラッシュは免れる。グロジャンがターン3でスピンするもノーダメージ。ケレットは23位、パロウは15位と苦戦。



【エアスクープの装着を義務付け】暑さ対策として、エアロスクリーンのトップに装着するエアスクープの使用が決勝レースでは義務付けされます。プラクティスと予選では装着は任意となります。



【クールスーツ登場】パロウとデイリーがプラクティス1でクールスーツをテスト。車載重量は約1.2キロ。しかし、土曜日からの天候変化もあって使用したのは二人にとどまる。



【スモークシールド】フェルッチはエアロスクリーンに色付きのシールドを使用して熱対策をテスト。



【6グリッド降格のパロウ】インディ500決勝前に認可外のエンジン交換があったとして、土曜日のレース1では6グリッド降格のペナルティが科せられることになっています。現在ポイントリーダーのパロウですがグリッド降格は気にしていない様子。デトロイトGPがダブルヘッダーになってからの2013年以降のレースウィナーの平均スタートポジションは7.2。さらにそのうちの4レースは10番グリッド以下からのスタートで2015年にムニョスが20位から優勝し、2014年にはパワーが16位から優勝しています。さらに、チップガナッシではラストイベントでディクソンが優勝した他、ディクソンはデトロイト過去最多の3勝を記録し得意のコースとしています。



【ハンターレイがスペシャルカラー】2018年デトロイトレース2以来優勝がないハンターレイはLGBTQ+のメッセージリバリーで参戦。

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