ディクソンがテキサス5勝目
2年連続5回目のテキサス制覇でポイントリーダーに立ちました。1stスティントを引っ張ったり、途中で大きくペースを落としたりと、途中降雨中断を想定してトラックポジションを優先する作戦も見られましたが、チームとディクソンは柔軟に対応して万全のレース運びを見せています。
これで通算51勝目で、あと1勝で歴代2位のマリオに並びます。また、これで18シーズンで優勝し、歴代最多のAJフォイトと並びました。そして、現時点で17シーズン連続優勝を記録しています。
カナーン大健闘
ギアボックストラブルで6速ギアが使えない中で12ポジションアップの11位フィニッシュ。存在感を見せつけるレースでした。今回は予選中止でエントラントポイントでのスターティンググリッドだったので、ドライバーズポイントがないカナーンはジョンソンが稼いだポイントを引き継いでの23番グリッドスタートでした。
地元テキサスで残念な結果のAJフォイト
お元気で何よりですが、厳しいレース。AJフォイトレーシングの優勝は2013年の琢磨選手以来ありません。ポールポジションも地元ヒューストンでの琢磨選手が最後だったかと思います。
タイヤバイブレーション
アンドレッティの4台、レイホールの2台、ペンスキーの2台ほか多くのレースカーの左フロントタイヤに振動が発生していました。優勝したディクソンや2位のマクロクリンは振動を訴えていないので、タイヤの問題よ言うよりかは脚周りのセッティングの違いが原因を生んでいる可能性があります。
フューエルミクスチャー
チップガナッシのレースカーはフューエルミクスチャーダイヤルを回すとダッシュパネルに数値が大きく表示冴える仕掛けになっているようです。
日の丸応援団
レース後まで残って琢磨選手に声援を送り続けた日の丸応援団。琢磨選手も気づいて手を振り返していました。中継映像にもその様子が入ってきましたが、現地NBCSNはCM中でした。
トップ3は狙えた?琢磨選手
アンダーカット狙いで早めに入ったピットストップ後のイエローで一時は21位まで後退した琢磨選手でしたが、その後は早めのタイヤ交換が功を奏して9位フィニッシュ。後ろの15番グリッドからのスタートだったマクロクリンがうまくアンダーカットを繰り返して2位まで上がっているので、同じ作戦で行けば同じように上がれた可能性もありました。しかし、タイヤバイブレーションに見舞われたなかでのシングルフィニッシュはに明日の第4戦への足掛かりになりそうです。
レイホールVS.ハービー
レイホール「こちらの方が勢いがあったことは見えていたはずだ、あの動きはあり得ない」
ハービー「なんで不機嫌なのか理解できない。自分が先にラインを変えている」
第2ラウンドに注目!
乱高下のハータ
開幕戦22位。第2戦優勝。第3戦22位。ドライバーズランキングは10位。では、第4戦は???
3Timeインディ500チャンピオンがコーチ
インディ500で3勝しているダリオ・フランキッティがつきっきりでアレックス・パロウをコーチ。インディ500で3勝しているマクラーレンOBのジョニー・ラザフォードがつきっきりでオワードをコーチ。
第4戦テキサス375は30周プラス
土曜日の212周のレースよりも30周多くなります。燃料的には3ストップでギリギリ。タイヤ的には1ストップ増えて4ストップになる可能性があり、作戦が大きく分かれるかもしれません。