なんで予選でレッドタイヤが温まらないのか?



上の図はインディアナポリスモータースピードウェイのコースレイアウトと計測ラインです。

インディカーではプラクティスと予選セッションではコントロールラインがピットレーン入口のすぐの手前に仮設されます。タイム計測が終わったレースカーがすぐにピットインできるようにするためです。こうすればクルーダウンラップ中のレースカーが計測中のレースカーを邪魔することがありません。

今回は仮設のコントロールラインはターン11にあるAlt S/Fになります。

ということで、ニュータイヤでピットアウトしたレースカーはたった半周で計測開始ということになります。

今回はソフトタイヤのパフォーマンス低下を懸念して各チームは予選では1ラップアタックを狙ってきました。なので、たった半周でニュータイヤを温め切らなければなりませんが、実際にはかなり困難だったようです。

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