ファイアストンの新しいレインタイヤ
この週末のミッドオハイオにファイアストンの新しいレインタイヤが持ち込まれます。
去年の7月にリリースされた従来型レインタイヤとトレッドパターンと溝の深さは同じですが、この一年間の技術開発で安全性、信頼性、あらゆるウェット路面への対応性をさらに高めています。
さらに最大の特徴として、サイドウォールにシルバーのストライプが入って見分けやすくなりました。
ファイアストンチーフエンジニアのデイル・ハリグル氏のコメントによると、コンパウンドをウェット路面により最適化されたものに変更し、よりソフトなコンパウンドを使用しながらもこれまでと同等の耐摩耗性を維持し、路面コンディションへの対応がより幅が広くなり、さらには特にコンクリート路面でのグリップに大きな改善が得られている、と大幅なクオリティアップに自信をのぞかせています。
ハリグル氏にはシーズン前テストでお話を伺いましたが、奥さまは名古屋出身の日本の方だそうで、親戚の皆さんが日本でTV中継を見ているんだそうです。
新スペックのウェットタイヤのパフォーマンスも楽しみですが、投入のチャンスがあるとすればこの週末のミッドオハイオ戦だけということになりそうですね。ポコノはオーバルですし、ソノマではまず雨が降りません。